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2004 年度 実績報告書

口腔顎顔面インプラントへの抗菌性チタンの臨床応用に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16592019
研究機関昭和大学

研究代表者

代田 達夫  昭和大学, 歯学部, 講師 (60235760)

研究分担者 大野 康亮  昭和大学, 歯学部, 教授 (30112725)
松井 義郎  昭和大学, 歯学部, 講師 (10181687)
松浦 光洋  昭和大学, 歯学部, 助手 (00297037)
柴田 陽  昭和大学, 歯学部, 助手 (30327936)
中村 雅典  昭和大学, 歯学部, 教授 (50180394)
キーワード抗菌チタン / 宿主防御反応 / 糖尿病 / 植皮
研究概要

1.実験用インプラント体の作製
実験用インプラント体として、純チタン製スクリューを60本作製した。このスクリュウーを抗菌処理したものと非処理のものの2つのグループに分けて以下の実験に使用した。
2.実験方法
(1)インプラント体周囲組織の宿主防御過程の解析
ラットの脛骨に抗菌処理および非処理のインプラント体を埋入し、術後30日目にラットを屠殺して、周囲組織を含めてインプラント体を摘出した。現在、脱灰薄切切片、凍結薄切切片および非脱灰研磨片を作製し、組織,免疫組織化学的な解析を行っている。
(2)糖尿病下における宿主防御反応への影響
I型糖尿病の疾患モデルであるストレプトゾトシン誘発高血糖ラットで、血糖値が300mg/dl以上のラットを糖尿病ラットとして実験に用いた。これらのラットの脛骨へ抗菌処理および非処理のチタン製インプラントを埋入し、術後30日目に屠殺した。次いで周囲組織を含めてインプラント体を摘出し、現在、脱灰薄切切片、凍結薄切切片および非脱灰研磨片を作製し、組織,免疫組織化学的な解析を行っている。
(3)移植皮膚組織における宿主防御反応に関する検討
ビーグル犬10匹を実験に用い、小臼歯を抜歯後、腹部より皮膚を採取して抜歯部の無歯顎堤に移植した。今後は移植した皮膚の生着を待ってインプラントを埋入し、移植皮膚組織における宿主防御反応に関する検討を組織、免疫組織化学的に解析する予定である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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