研究概要 |
1.標準株の培養およびDNAの抽出 E. coliおよびPorphyromonas gingivalis ATCC 33277株を液体培地にて培養し、E.Z.N.A. Bacterial DNA Kit (Omega Bio-tek社)にてDNAを抽出した。Tannerella forsythia ATCC 43037より抽出したDNAはAmerican Type Culture Collectionより購入した。 2.DNA標準液の調整 E. coli,Porphyromonas gingivalis, Tannerella forsythiaから抽出したDNAを10ug/ul(in Distilled water)になるように調節し、さらに5倍希釈を行い、10ug/ul,2ug/ul,0.4ug/ul,0.08ug/ul,0.016ug/ul標準液を作製した。 3.スタンダードカーブの作製および調整 ABI PRISM 7000 Sequence Detection Systemを使用し、各々の細菌について、2で作製した標準液を用い、Real-Time PCRを行い、スタンダードカーブの作製を行なった。 Forward primer, Reverse primer, TaqMan probeはApplied Biosystems社より購入し、通法に従いPCRを行なった。 来年度より、臨床応用を行なう予定である。
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