• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

看護情報学普及のためのWebページ作成

研究課題

研究課題/領域番号 16592112
研究機関岩手県立大学

研究代表者

山内 一史  岩手県立大学, 看護学部, 教授 (20125967)

研究分担者 太田 勝正  名古屋大学, 医学部, 教授 (60194156)
猫田 泰敏  首都大学東京, 健康福祉学部看護学科, 教授 (30180699)
水流 聡子  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (80177328)
真嶋 由貴恵  大阪府立大学, 看護学部, 助教授 (70285360)
前田 樹海  長野県看護大学, 助教授 (80291574)
キーワード看護情報学 / 標準教育項目 / 普及 / Webページ / Consumer Heaalth Informatics / NI Special Interest Groups / 予備知識 / 国際情報ナーススペシャリスト
研究概要

最終年度の目標は、教育(普及)用Webシステムを作成し、利用者を募り、効果を評価し、更にシステムの改善を図ることである。前田・真嶋を中心に、αバージョンを作成した。Webページの内容は、山内が作成に関与した基礎看護講座情報科学(医学書院)の看護情報学関連部分を基本に、それぞれの単元の内容を講義ノート風に記述し、PDFファイルとして閲覧可能にしたもので、各単元に最重要な概念を復習する記述式の課題を付属する形式とした。これを山内担当の学部講義「看護情報学」の受講生にサブ教材として利用してもらい、猫田・浅沼を中心に評価した。この分析と平行して、看護情報学のWeb活用分野の最近のトピックであるConsumer Health Informaticsの国際的な研究動向や、諸外国の看護情報機関が、提供している情報の内容や形式について調査し、αバージョンの改善の参考とした。更に、近年では、既にかなりの情報リテラシー持つ学生が存在するので、その予備知識の内容を明らかにするとともに、それらが看護情報学学習に与える影響を調査し、上記のαバージョン評価の際の参考とした。なお、2006年の初頭に、国際的に定評のあるSaba等の看護情報学の教科書が改訂されたので、山内・太田・水流を中心に、その索引項目と、国内の最新の看護情報学分野教科書である看護情報管理論(太田編集)、基礎看護講座情報科学(最新版)、医療情報技師向け教科書(最新版)の索引項目を急遽検討し、αバージョンの評価結果と総合して、最終的な提示項目の決定を行った。この検討の結果、公開版の看護情報学普及のためのWebページは、(1)看護情報学の最重要項目を学ぶページ、(2)情報リテラシーが不足する者に対する教育項目を学ぶページ、(3)情報ナーススペシャリスト相当の知識を得るためのページという、活用目的の明確な利用者にとってシンプルで使い易いスタイルとなった。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] 予備知識が看護情報学の学習におよぼす効果2005

    • 著者名/発表者名
      山内一史, 浅沼優子, 太田勝正, 猫田泰敏, 真嶋由貴恵, 前田樹海
    • 雑誌名

      日本看護研究学会誌 28・3

  • [雑誌論文] 看護情報学におけるconsumer informatics研究の動向2005

    • 著者名/発表者名
      山内一史, 太田勝正, 猫田泰敏, 水流聡子, 真嶋由貴恵, 前田樹海, 浅沼優子
    • 雑誌名

      第25回日本看護科学学会学術集会講演集

      ページ: 130

  • [雑誌論文] 情報倫理と医療情報教育 看護情報教育の立場から(学生)2005

    • 著者名/発表者名
      山内一史
    • 雑誌名

      第25回医療情報学連合大会(第6回日本医療情報学会秋季学術大会)論文集 (CD-ROM版)

      ページ: WS1-4

  • [雑誌論文] 諸外国の看護情報学協会並びにワークグループがWeb上で発信する情報資源2005

    • 著者名/発表者名
      山内一史, 太田勝正, 猫田泰敏, 水流聡子, 真嶋由貴恵, 前田樹海, 浅沼優子
    • 雑誌名

      第25回医療情報学連合大会(第6回日本医療情報学会秋季学術大会)論文集 (CD-ROM版)

      ページ: 3-D-1-8

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi