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2006 年度 実績報告書

へき地における看護活動体制の確立及びへき地診療所看護職の役割の拡大

研究課題

研究課題/領域番号 16592130
研究機関自治医科大学

研究代表者

篠澤 俔子  自治医科大学, 看護学部, 教授 (20348022)

研究分担者 春山 早苗  自治医科大学, 看護学部, 教授 (00269325)
鈴木 久美子  自治医科大学, 看護学部, 講師 (80341783)
佐藤 幸子  自治医科大学, 看護学部, 助手 (60364535)
キーワードへき地 / へき地診療所 / 地域看護管理 / へき地拠点病院 / 看護活動体制 / 看護職の連携 / 離島保健師
研究概要

1.N病院看護管理者の活動と役割
拠点病院看護管理者は、赴任2年目に、「日光地域の災害に負けない病院・地域づくり」、「接遇」の研修会を通して、へき地診療所看護職、保健所職員と連携することができた。また、その地域における健康問題を考え「へき地看護活動を知ろう」研修会の企画やへき地診療所看護職の看護活動実態の把握活動、結果の評価などからへき地拠点病院看護管理者の活動や果たすべき役割が示唆された。
2.平成17年度に実施した東京都離島保健師の調査からへき地市町村保健師の確保・定着の調査から、オリエンテーションや専門職としてキャリアを積み重ねスキルアップしていくための支援を系統だて、行うことが管轄保健所保健師に求められていることが示唆された。
3.へき地における看護活動体制の確立と診療所看護職の役割拡大
へき地拠点病院看護管理者、看護協会地区支部長、保健所看護職などに働きかけ支援体制作りメンバーを確保し『県西地区看護職の連携を考える会』を立ち上げ、「へき地看護活動を知ろう」をテーマに『研修会』『交流会』を企画した。『研修会』『交流会』には参加予定(50名)より多く好評であった。特に、へき地診療所看護職の発表内容や地域看護職の看護活動の課題について話し合いは、地域の特性や看護活動を共有化できた。研修後のアンケートでは、看護活動などの相談が他看護師にできるなど、常日頃の連携の重要さが認識できていた。研修終了後に考える会メンバーによる今後の方向の検討で『県西地区看護職の連携を考える会』を公のものとして、今後も継続していくことが、この地区の健康問題を解決していく上で重要であると全員一致で決まり、平成19年度から研究課題名を目的とした自主的な県西地区看護職を考える会則に基づく活動を行うことになった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 離島町村に働く保健師の確保や定着の要件、課題及び教育的意義2006

    • 著者名/発表者名
      篠澤俔子, 舟迫香, 佐藤幸子, 青木さぎり, 鈴木久美子, 岸恵美子, 春山早苗
    • 雑誌名

      第65回公衆衛生学会 第53巻10号

      ページ: 505

  • [雑誌論文] 小規模離島村の保健医療福祉サービス充実のための事業において大学が担った役割2006

    • 著者名/発表者名
      鈴木久美子, 舟迫香, 佐藤幸子, 青木さぎり, 岸恵美子, 春山早苗, 篠澤俔子
    • 雑誌名

      第65回公衆衛生学会 第53巻10号

      ページ: 505

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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