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2004 年度 実績報告書

アディクション看護の技術開発に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16592206
研究種目

基盤研究(C)

研究機関順天堂大学

研究代表者

安田 美弥子  順天堂大学, 医療看護学部, 教授 (30158000)

研究分担者 新井 信之  順天堂大学, 医療看護学部, 助教授 (50352688)
岡本 隆寛  順天堂大学, 医療看護学部, 講師 (60331394)
キーワードアディクション / アディクション看護 / 日米比較 / アディクションの低年齢化 / 家族支援
研究概要

平成16年度は11月6日、7日に第3回日本アディクション看護学会の学術大会を開催した。メインテーマは「アディクション社会と看護〜看護場面に広がるアディクション問題〜」であり、内科病棟、産科病棟、小児科病棟、学校保健現場におけるアディクション問題について検討した。参加者数は250名ほどであり、現場の様々な事例とその対応に大きな刺激を得ることができた。事例検討会は毎月都内で行い、「失敗させる看護」、「ティーム看護の重要性」、「見守る看護」、「生き死には患者が決める」、「家族支援の重要性」など、従来の看護観を超えたアディクション看護の特徴をいくつか見いだすことができた。また、北九州、神戸、秋田などのアディクション臨床の現状を見学し、スタッフとの事例検討を行った。そのなかで、摂食障害などのアディクションの低年齢化が進んでいること、小中学校の不登校生徒の3分の1は小児欝病であり、適切な治療で不登校や引きこもりの短期化が図れることなどが明らかになった。
6月にはアメリカのニューヨーク大学にアディクション看護の視察に行き、日米のアディクションの現場、治療方針、看護のあり方の違いを明らかにした。これに関しては第3回学術大会でも報告し、雑誌「精神看護」に2号にわたって発表した。
アディクション看護の教科書作りの話も進んでいる。

  • 研究成果

    (5件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (4件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] アメリカアディクション看護視察報告 その12005

    • 著者名/発表者名
      日下修一, 安田美弥子
    • 雑誌名

      精神看護 第8巻1号

      ページ: 74-79

  • [雑誌論文] アメリカアディクション看護視察報告 その22005

    • 著者名/発表者名
      後安誠子, 安田美弥子
    • 雑誌名

      精神看護 第8巻2号

      ページ: 62-66

  • [雑誌論文] アディクション看護の本質(第2回大会報告)2005

    • 著者名/発表者名
      松下年子, 安田美弥子ほか
    • 雑誌名

      アディクション看護 第2巻1号

      ページ: 1-103

  • [雑誌論文] アディクション看護とは(第1回大会報告)2004

    • 著者名/発表者名
      安田美弥子ほか
    • 雑誌名

      アディクション看護 第1巻1号

      ページ: 1-53

  • [図書] 現代の心の病・アディクション-事例に見るその病体と回復法-2004

    • 著者名/発表者名
      安田美弥子
    • 総ページ数
      222
    • 出版者
      太陽出版

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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