| 研究課題/領域番号 |
16603004
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| 研究機関 | 中央大学 |
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研究代表者 |
佐久間 賢 中央大学, 総合政策学部, 教授 (30247308)
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| 研究分担者 |
林 しょう一 中央大学, 総合政策学部, 教授 (80064103)
大橋 正和 中央大学, 総合政策学部, 教授 (90160598)
菊澤 研宗 中央大学, 大学院・国際会計研究科, 教授 (90349233)
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| キーワード | コーポレート・ガバナンス / 中国民営企業 / 職場 / 組織コミットメント / 上司と部下関係 / 組織支援 / 業績評価 / キャリア |
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| 研究概要 |
本研究は、中国進出日系企業のコーポレート・ガバナンスについて、競合関係にある中国の民営企業と国営企業との比較研究の視点より分析するものである。実際には、期間や地域の制約、また、アンケート調査の対象企業の制約など、当初の予想以上の困難な制約条件により、仮説を十分検証する成果を得ることは難しい結果となった。また、主題に関して「上司と部下関係」と言う新しい研究視点からの分析を試みたが、対象企業の限られた数とサンプル数により、統計解説の優位性を得ることもできなかった。その優位性が見られない点について考察すると、一つは、調査対象の地域が限定されていたこと、二つは、サンプル数が少ないこと、三つは、対象企業の経営規模が比較的小規模の企業であり、創業以来の経営年数が比較的に短く、内部の経営制度的な確立が遅れている点、などである。今回調査の結論として、一つには、中国の民営企業、国営企業、日系企業の経営上の問題点を研究するために、おのおの調査企業の地域とサンプル数を増やし、新たに多面的角度から更なる研究が必要である。そして、二つには、その調査結果を加味したうえで、3群を比較した経営上の問題点についての分析が必要であることが考えられる。
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