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2005 年度 実績報告書

JABEEの教育改善システムによる平成18年度入学生対応教育プログラムの試行

研究課題

研究課題/領域番号 16604002
研究機関東京農工大学

研究代表者

国眼 孝雄  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 教授 (00015108)

研究分担者 石原 篤  東京農工大学, 大学院・共生科学技術研究部, 助教授 (60212908)
磯 守  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究部, 助教授 (60184587)
銭 衛華  東京農工大学, 大学院共生科学技術研究部, 助手 (00302919)
キーワードJABEE / 単位の実質化 / 目標達成度 / スパイラルアップ / PDCAサイクル / 教育目標
研究概要

東京農工大学化学システム工学科教育プログラム(TUAT CE21)は、2001年にJABEEの認定制度が発足した最初の学科認定教育プログラムである。2000年、グローバル化した科学技術や持続的発展社会の構築に対応できる化学技術者を養成する目的で、応用化学科の化学工学コースから発展的に独立、設立した。その教育方針がJABEEの教育目標と一致したので、JABEEを受審し、認定された。ゆとり教育から生じた学力低下を避けるため、魅力ある教育プログラムを導入することで興味関心を引き出す工夫を各講義で試行した。1年生における基礎ゼミを自発的教育と置づけ、また専門の教育プログラムの中で「単位操作」、「反応工学」および「システム工学」を理解し、その延長線上に「環境」「バイオ」「エネルギー」「材料」を置き、それらマスターすることにより持続的発展社会を構築する要素のプロセス設計を通して社会に貢献できる化学技術者を目指している。
本研究の一貫として平成18年度入学生のゆとり教育の弊害を取り除くために、教育プログラムの中では「ペアレンツ教員制」といって、少人数の学生を教員が直接サポートする学科独自のシステムを導入した。また4年次の卒業論文の履修に入る前に技術者の国際スタンダードとなっているFE(fundamentals of engineering)を演習に取り入れ、その優秀な学生には学科独自で表彰を行っている。また講義と演習と実験を組み合わせた三位一体教育法を導入することで目標達成度の向上を目指した。その結果はすぐでないが、JABEEの効果もあって質の高い入学生を確保することができた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] JABEE認定後の教育改善2005

    • 著者名/発表者名
      国眼 孝雄
    • 雑誌名

      化学工学 69

      ページ: 831

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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