研究課題/領域番号 |
16604008
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
清水 賀代 日本女子大学, 理学部, 講師 (20318794)
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研究分担者 |
小舘 香椎子 日本女子大学, 理学部, 教授 (20060668)
藤川 知栄美 日本女子大学, 理学部, 助手 (70319375)
駒井 友紀 日本女子大学, 理学部, 助手 (60409274)
浦野 義頼 早稲田大学, 国際情報通信研究科, 教授 (80287995)
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キーワード | 光無線 / 遠隔講義 / eラーニング / リアルタイム双方向通信 / 教育工学 |
研究概要 |
平成17年度は、下記の3つの主要課題について取り組んだ。 (1)作成分散コンテンツの実運用化 2006年度から電気通信大学大学院とのeラーニングによる単位互換が始まり、「光センシング」コンテンツを作成した。単なる個人学習にならないよう、共同作業、双方向性を有したコンテンツ構成とした。WebCTの検索機能を活用することで、書きこみ式キーワード集を作成し、ディスカッション機能を活用しながら、小グループによるコンテンツ作成を行った。また、本コンテンツで作成した光学の基礎の部分は、実験コンテンツの原理説明のデータベースにも登録し、各実験で必要な知識については、リンクをはった。これにより、複数個所で必要な原理説明を1つのコンテンツを利活用することで実現可能となり、データベースを縮小化できた。 (2)3次元映像コンテンツ表示システム デスクトップ、ラップトップ共にディスプレイの主流である液晶ディスプレイ上で、3次元映像コンテンツが表示可能な偏光による簡易型表示システムの開発を行った。偏光板による色分散が最小限になるよう、1/2、1/4波長板の最適組合せをシミュレーションにより算出し、この条件を用いて3次元映像コンテンツ表示システムを構築した。これにより、配信映像に画像処理を施す必要がないため、左右眼の映像を同時に配信することで、リアルタイムによる色情報を保持した3次元映像表示を実現した。 (3)光無線を活用した3次元映像配信・動画像配信実証実験 学内の別棟間(50m)に敷設されている光無線LANと日本女子大学-早稲田大学間(800m)に敷設されている光無線LANを活用し、遠隔講義を実施した。また、学内の有線LANとも組み合わせたネットワークでの遠隔講義配信も行った。いずれも、映像の乱れがなく臨場感ある映像が配信でき、受講者からも大変好評であった。また、光無線の大容量配信の特徴を活かして左右眼の映像を同時配信し、開発した3次元映像コンテンツ表示システムを用いた3次元映像のリアルタイム配信を行い、3次元映像のストリーミング配信を実証実験により確認した。
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