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2004 年度 実績報告書

都市の変容と都市型サービス産業の課題-消費・生活文化の視点もふまえて-

研究課題

研究課題/領域番号 16610009
研究機関立命館大学

研究代表者

齋藤 雅通  立命館大学, 経営学部, 教授 (50186962)

研究分担者 池田 伸  立命館大学, 経営学部, 教授 (40201909)
土居 靖範  立命館大学, 経営学部, 教授 (10124083)
近藤 宏一  立命館大学, 経営学部, 助教授 (50298717)
谷口 知弘  立命館大学, 経営学部, 助教授 (10236698)
棚山 研  羽衣国際大学, 産業社会学部, 専任講師 (90351717)
キーワード都市型サービス / 小売サービス / 都市交通 / 都市マーケティング / まちづくり / 地域スポーツ / 音楽事業
研究概要

本年度は、メンバーが研究テーマについて各分野の研究を深める形式で進めた。ドイツの都市計画と小売商業・交通については、外部から講師を招く等、共同研究会を持った。また2005年2月にはドイツに共同調査に出かけ、マンハイム市、ケルン市等を対象に市役所、商工会議所、スポーツクラブ等を訪問し、都市計画や小売商業、コンサートホールや管弦楽団などの音楽事業、都市交通事業、地域スポーツ事業など、現代ドイツの都市が取り組んでいるサービス事業の現状と課題を聞き取り調査した。
各メンバーによる中間的な研究成果としては、(1)都市の活性化との関わりで小売サービス事業を位置付けて、スイス連邦のチューリヒ市における都市内再開発事業へのミグロ生協の参画を事例にとりあげて、都市における小売サービス事業の果たす役割と可能性について検討した。さらに都市サービス事業全体の内的関連を探求した。(2)都市型サービス事業全体の基盤となる交通サービス事業分野を調査・研究し、JR富山港線におけるLRT(新型路面電車)導入のケースを取り上げて、都市交通再生の主役としてLRT導入を評価するとともに市民参画型まちづくりとの関係を含めて論究した。(3)日本の交響楽団の現状について概括的に分析し、日独比較に向けて研究を深めた。(4)ドイツの都市交通サービス事業の実態調査を進めた。(5)新潟におけるサッカー・サポーター・グループの運営とメンバーの主体形成について、過去のインタビュー・データを参考にして考察した。
現時点では、中間的な研究成果となっている。次年度には、個別分野の研究を総合することによって研究テーマである都市型サービス事業の全体像について研究成果を明らかにする予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] JR富山港線のLRT転換と課題2005

    • 著者名/発表者名
      土居 靖範
    • 雑誌名

      立命館経営学(立命館大学経営学会) 43・6

      ページ: 1-16

  • [雑誌論文] 日本における交響楽団運営の現状2004

    • 著者名/発表者名
      近藤 宏一
    • 雑誌名

      社会システム研究(立命館大学社会システム研究所) 9

      ページ: 93-101

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
  • [雑誌論文] スイスの小売市場とミグロ生協の事業展開2004

    • 著者名/発表者名
      齋藤 雅通
    • 雑誌名

      商学論集(関西大学商学会) 49・3-4

      ページ: 25-45

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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