研究課題/領域番号 |
16611012
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研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 |
研究代表者 |
石川 昇 国立科学博物館, 学習推進部, 学習支援課長 (80212851)
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研究分担者 |
前田 克彦 国立科学博物館, 学習推進部, 学習推進部長 (40370994)
金子 俊郎 国立科学博物館, 学習推進部, 主任教育普及官 (30332125)
岩崎 誠司 国立科学博物館, 学習推進部, 教育普及官 (90259995)
田邊 玲奈 国立科学博物館, 学習推進部, 教育普及官 (80392538)
木俣 美樹男 東京学芸大学, 教育学部附属環境教育実践施設, 教授 (90014852)
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キーワード | 科学系博物館 / 科学学習支援者 / 総合的な学習 / 環境 / 地域 / 学習資源 / 調査 / IT |
研究概要 |
1.研究代表者、研究分担者、地域の博物館等職員から構成する研究協議会を設置した。博物館・大学に蓄積されている環境学習に関する学習資源(情報・機器)と地域の環境課題について検討を行い、カリキュラムの研究開発、実践方法、評価について協議した。 2.環境学習カリキュラムの実施モデル地域において、地域の博物館等職員と学校教員が協力しワーキンググループを設け、継続的に環境学習カリキュラムの開発・運営を行った。 3.研究代表者・研究分担者は、博物館・大学のもつ学習資源(研究や教育普及活動の蓄積・情報・機材)を検討し、「総合的な学習の時間」で活用可能な環境学習カリキュラム(教材・プログラム)を開発した。児童・生徒の環境観を形成する環境学習カリキュラムとして研究代表者・研究分担者の専門領域から水、土壌、地形、気象、地質、植物・動物、民俗、美術を取り上げ、組み合わせることで地域の環境を総合的に理解できるカリキュラムの開発に努めた。 4.研究代表者、研究分担者は博物館等を中心に5地域の学芸員・研究者・教育者等と共に学習方法を学校の「総合的な学習」等で試行を重ねることにより実践的に研究開発し、地域の環境を学ぶ教材、教具などを成果物として制作した。研究開発に当たっては、(1)主に環境の調査、資料整理と考察、成果の発表方法、(2)IT技術を使った成果の情報公開、(3)ワークショップの中で参加者が共有する方法などに焦点をあてて開発した。
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