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2004 年度 実績報告書

眠剤に関する大規模薬剤疫学研究-外来処方薬を中心に

研究課題

研究課題/領域番号 16614015
研究機関国立保健医療科学院

研究代表者

土井 由利子  国立保健医療科学院, 疫学部, 室長 (70280758)

研究分担者 藤田 利治  国立保健医療科学院, 疫学部, 室長 (30175575)
岡本 悦司  国立保健医療科学院, 研究情報センター, 室長 (90247974)
キーワード睡眠薬 / 催眠鎮静剤 / 抗不安剤 / 抗うつ剤 / 睡眠 / レセプト / 医療費
研究概要

本研究の目的は、1)日本における不眠症を含む睡眠障害に対する診断・治療の現状を明らかにし、今後の睡眠障害に対する治療ガイドライン等の策定に向けての科学的根拠を提供する、2)医療経済的視点から眠剤の外来処方について検討を行なう、3)外来処方薬としての眠剤の安全性や有効性などを含む医学的視点からの適正処方について検討を行なう、である。
本研究の初年度である平成16年(2004年)度は、公表されている薬事工業生産動態統計を用い、外来処方薬を中心に、眠剤として国内で生産されている催眠鎮静剤、抗不安剤および抗うつ剤等についてdatabaseを作成し(1985-2003年の19年間分)経年変化の解析を行った。小分類でニトラゼパムやロラゼパムなどを除く多くの中枢神経系用薬は生産が漸減する傾向にあった。研究年度内にさらにデータを追加し過去20年間分のdatabaseの構築とさらに詳細な経年変化の解析を行なう予定である。また、外来処方のdatabase構築の準備として、上記薬剤に関する外来処方薬のリストアップ、医薬分業状況(院内外来処方と院外外来処方の割合の経年的変化)の把握等の作業を完了した。研究年度内に上記薬剤に関する外来処方のdatabaseの構築と処方状況(薬剤名、投薬量、薬価に特化した医療費等)の分析を行なう予定である。
以上、本年度は本研究の初年度であるためdatabeseの構築のための準備作業を中心に行った。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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