研究課題/領域番号 |
16636005
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
日高 邦彦 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (90181099)
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研究分担者 |
大久保 仁 名古屋大学, エコトピア研究機構, 教授 (90213660)
斎藤 浩海 東北大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (10202079)
大木 義路 早稲田大学, 理工学部, 教授 (70103611)
大山 力 横浜国立大学, 工学部, 教授 (40160642)
大澤 靖治 京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80026294)
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キーワード | 自由化 / 電力 / 技術 / 産学連携 / 協同研究 / コンソーシアム / 企画調査 |
研究概要 |
電力工学分野は、ともすれば大きな技術課題は一段落し、開発研究要素が見当たらないようにも捉えられがちである。しかしながら、超電導・パワーエレクトロニクス・新機能材料等、革新的で夢のある研究テーマも多く、加うるに、産業界における自由化・競争時代の中、今後一層求められる高経済性や低環境負荷をより進めていくには、新しい材料の導入や抜本的なシステム構成への転換など、これまでの考え方にとらわれない新しい発想での研究推進体制が必要となってきている。本課題では、前例にとらわれない新しい産学連携の仕組みの実現を目指して、企画調査を実施した。その成果は以下の通りである。 1.先行して模索が始まっている、大学と企業による自主的な産学連携組織「電力技術産学協調推進検討会(以下、推進検討会と略記)」と協力をしながら、推進検討会が進めている研究コンソーシアム活動の問題点や課題を把握し、今後の活動の方向性をまとめるに至った。 2.電力技術の将来の方向性を提示できるような、研究コンソーシアムの技術課題(大テーマ)として、電力工学のソフト分野関係から「次世代送電システム」、ハード分野から「革新的電気絶縁技術」を取り上げた。また、大テーマを実現していくための具体的な研究項目を7テーマ提案した。 3.大学が共同研究に要する外部資金を導入する方法について、その現状および課題を調査した。 4.知的所有権の取り扱いについて、各大学の規約等を集積し、比較検討を行った。 5.上記の検討結果を基に、平成17年4月からスタートする電力技術産学共同研究連合(コンソーシアム第4フェーズ)の基本的な枠組を構築するに至った。
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