研究課題
各分担者は、本研究が将来の特定領域研究へと発展すべく、以下のような具体的な研究テーマについてそれぞれが有機的なつながりを保って計画を推進した。我々はすでに、頻繁に研究会を開催して常に密接に連絡を取り議論を進めつつ活動をしてきているので(低次脳機能研究会)、本研究でもそれを十分に活用し、分担者が常に相互作用しながら研究を推進した。生殖行動に対するフェロモン作用の神経機構(市川・豊田)栄養・ストレスと生殖内分泌系(前多・束村)逆説睡眠と自律神経系(小山)動機付けとペプチド神経系;多機能生理活性物質GnRHの生理作用(岡・朴)生殖行動の適応性と性的可塑性(小林)本研究では、我々のこれまでの研究会活動をアピールすると同時に、我々同士の中でも特定領域研究へと発展させるための土台を強固にする目的で、今回の申請者を中心にした国際シンポジウムを以下のように開催した。「生命の基本を司る本能的脳機構」国際シンポジウム日時:2005年1月28日(金)〜29日(土)場所:東京大学山上会館 参加者及び発表形式:招待口演22名(うち外国から12名)ポスター発表25題 総参加者133名1月28日:フェロモンと行動 ピーター・ソレンセン(米国)、豊田ふみよ(日本)、菊水健史(日本)、ジョシン・ワン(米国)、ジェームズ・チェリー(米国)GnRHニューロン キャスリーン・ホイットロック(米国)、イシュワー・パーハー(マレーシア)、岡良隆(日本)、阿部秀樹(米国-日本)、スザンヌ・メンター(米国)、アラン・ハービソン(ニュージーランド) 1月29日:睡眠 小山純正(日本)、桜井武(日本)、セイジ・ニシノ(米国)、マルクス・シュミット(米国)、カマレシュ・ジュリア(インド) 摂食・生殖と栄養 スー・リッター(米国)、ヘレン・イアンソン(米国)、ロイ・マーティン(米国)、前多敬一郎(日本)、大蔵聡(日本)、木下美香(日本)
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