研究課題/領域番号 |
16650010
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
堀口 進 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 教授 (60143012)
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研究分担者 |
小林 広明 東北大学, 情報シナジーセンター, 教授 (40205480)
福士 将 東北大学, 大学院・情報科学研究科, 助手 (50345659)
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キーワード | 進化型計算回路 / 自律的再構成 / 故障補償回路 / 故障補償可能ハードウェア / 階層型ニューラルネットワーク / 重みシフト方式 |
研究概要 |
近年のVLSI技術の発展により、プログラマブル・ゲートアレイ(FPGA)などの可変結合論理アレイ素子を用いて動作環境に応じ機能を自律的に変化させる進化型ハードウェアに関する研究が注目されている。本研究では、制的FPGAや動的FPGAなどのプログラマブル論理素子により実用規模VLSIシステムに進化型計算を適用させ、自律再構成が可能なハードウェア方式を明らかにすることを目的としている。 前年度の可変結合論理アレイ・デバイスを用いた進化型計算の機能回路システムの詳細な性能評価ならびに議論に基づき、中規模の階層型ニューラルネットワークの故障補償可能な再構成型ハードウェアに適応しFPGA制御による構成方式の提案を行った。その結果、遺伝的アルゴリズムにより学習した回路情報をハードウェア実装し故障状況に応じてニューラルネットワーク構成を可変にできる進化型計算機能を有するハードウェア実装が可能であることを明らかにした。 また、格子型結合プロセッサに関しても進化型計算機能を適用し、故障補償可能な格子型結合プロセッサ再構成方式を考案した。その結果、より柔軟に対応できる自律再構成型格子結合プロセッサシステムを構築できることを示した。
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