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2004 年度 実績報告書

体育系高等教育機関の組織戦略と評価を考える

研究課題

研究課題/領域番号 16650152
研究機関筑波大学

研究代表者

三木 ひろみ  国立大学法人筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (60292538)

研究分担者 岡出 美則  国立大学法人筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (60169125)
長谷川 悦示  国立大学法人筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (80272227)
キーワード高等教育機関 / 内部評価・外部評価
研究概要

体育系大学・学部の組織戦略およびその評価方法について検討することを目的とし、本年度は以下の研究を実施した。
1.体育系大学・学部の改編の目的・志向についての分析
(1)教育系学部・大学の教職課程にも体育学科があり並行してスポーツ・健康・福祉に関連する学科やコースが設置されていた。そのため、分析の対象を広く体育系の学科・コースを持つ教育組とした。
(2)スポーツ・健康・福祉に関連する学科やコースを持つ72大学について、体育系の学部・学科・コースの名称・併設されている他のコースとの位置づけ・取得可能な資格を分析した。
(3)各大学の内部評価・外部評価報告書を収集した。大学評価・学位授与機構の基本的な評価観点を踏襲しているものが多かった。評価基準について現在検討中の大学や、過去5年間に内部評価の報告のない大学もあった。
(4)ホームページで独自性をアピールしている大学が多いことから、各大学のホームページで公表されている情報を分析した。
2.組織・カリキュラム改編の成果と評価基準:
過去に組織・カリキュラム改編を行った体育系大学・学部でも、さらに新たな改編が検討されていた。現在、改編の計画・検討が進行しつつある教育機関をケースとして取り上げ、インタビュー調査と資料収集を行った。
3.高い教育成果をあげている海外の教育組織とEducational leadershipの分析
アメリカのオハイオ州立大学、オーストラリアのクィーンズランド大学を視察し資料を収集した。体育学科長など組織の運営・評価にかかわるスタッフ、学生・大学院生にインタビューを行った。両大学とも、スポーツ活動の企画・スポーツ施設の運用が体育系学部とは切り離されており、地域住民も受益者(顧客)としていた。オハイオ州立大学では、大学院生のインターンシップと学部生の授業を結びつける教育システムが強力に進められていた。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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