英国でのもの作り教育の実態と問題点を分析し、日本の技術教育と比較検討し、実施可能な形でのカリキュラムや教材開発を行った。実証実験可能なように、カリキュラムの構成要素である単元内容の開発と教材の成果をサーバ上に蓄積し、現職教員の協力を得て、授業の中での実施可能性を検討した。 また、個別に開発した単元内容を小学校から高等学校までの発達段階に対応させ、情報化に対応した技術教育の系統性という観点から、特に他教科との関連性を分析した。本分析結果は、日本教育工学会第21回全国大会で報告した。さらに、体系化したカリキュラムを小学校関連教科、中学校の技術家庭科、高等学校の情報のなかで利用し、カリキュラムの実施可能性や問題点を分析した。
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