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2004 年度 実績報告書

遠隔授業におけるバーチャル時空間GISの有用性の検討

研究課題

研究課題/領域番号 16650213
研究機関長崎大学

研究代表者

藤木 卓  長崎大学, 教育学部, 助教授 (00218992)

研究分担者 上薗 恒太郎  長崎大学, 教育学部, 教授 (10161217)
竹田 仰  長崎総合科学大学, 人間環境学部, 教授 (30155014)
全 炳徳  長崎大学, 教育学部, 助教授 (10264201)
森田 裕介  長崎大学, 教育学部, 助教授 (20314891)
柳生 大輔  長崎大学, 情報メディア基盤センター, 助手 (10325681)
キーワードバーチャル・リアリティ / 時空間GIS / V字スクリーン / 遠隔授業 / 教材開発 / 原爆 / バーチャル時空間GIS
研究概要

本研究課題で得た成果は,次の2点である.
1.簡易式バーチャルリアリティ提示装置の開発・評価
簡易式バーチャルリアリティ提示装置として特徴的な形状を持つV字スクリーン型提示装置を開発した.この装置は,2mx2.5mx2面のスクリーン・サイズを有するにもかかわらず可搬型であり,学校等へ持ち込んでの利用が可能である.テスト用に開発したコンテンツを用いて,V字スクリーン型提示装置と平面スクリーン型提示装置の比較実験を行い,地図課題及び主観評価を実施した.その結果,スクリーン要因(V字,平面)と回数要因(1回目,2回目)の2要因による分散分析混合計画の結果,地図課題ではV字スクリーン型提示装置は平面スクリーン型提示装置より有意に高い学習効果を示した.また,主観評価においても,V字スクリーン型提示装置は平面スクリーン型提示装置より有意に高い結果を示した.
2.時空間GIS教材の開発
V字スクリーン型提示装置に搭載する時空間GIS教材として,まず長崎における原爆をテーマとするコンテンツの設計を行った.地図は,被爆前後及び現在における長崎市の地図を用いることにした.また,被爆前後の浦上地区の状況については,長崎大学医学部附属原爆後障害医療研究施設が保有する膨大な写真や地図等を活用することにした.入手した被爆前後及び現在の長崎市の地図データから,爆心地を中心とする標高,道路,建物等の情報をGISデータとして作成した.そして,現地調査により,現在の浦上地区の建物データについて高さ方向のデータ取得が完了した.

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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