研究課題/領域番号 |
16650215
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
浅田 匡 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00184143)
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研究分担者 |
野嶋 栄一郎 早稲田大学, 人間科学学術院, 教授 (20000086)
向後 千春 早稲田大学, 人間科学学術院, 助教授 (00186610)
魚崎 祐子 早稲田大学, 人間科学学術院, 助手 (20386650)
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キーワード | e-ラーニング / ポートフォリオ評価 / 高等教育 / オンディマンド型講義 / 学生評価 |
研究概要 |
本年度は、早稲田大学人間科学部e-スクールにおける、ホームルーム(HR)および講義におけるグループ・ディスカッションのログの分析を行なった。遠隔教育においては学習者が他の学生や教員との相互作用が取りにくく、その結果として学習コミュニティが成立せず、ドロップアウトが増加することが指摘されている。オンディマンド型講義においても、学習成立の要件であるHRやグループ・ディスカッションでの相互作用を評価観点として組み入れる必要があると考える。その結果、HRは学校における休み時間のような役割を果たし、それが学習成立を支えていることが支持された。また、グループ・ディスカッションにおいてもBBSが十全に機能するかいなかも人間関係に左右されることが示された。 また、高等教育機関におけるe-Learningの実践/評価の研究として、ほぼすべての授業がストリーミング動画像として配信される早稲田大学人間科学部e-スクールの実践において、主として収録場所(スタジオ、教室)の違い、画質、音質等の観点から授業コンテンツの品質の評価を実施し、日本教育工学会等で報告した。 さらに、動画像が添付可能なBBS・システムを開発し、所沢市内の教員研修で試行を行なった。これは、学生によるレポート形式に動画を組み込んだ形式を導入する準備として行なったものである。学生のレポート形式として、受講生に対して行なった「いじめ」に関する調査データを共有し、その分析を考察を行なわせたレポートや授業記録の配信とそれに基づくBBSでの教師インタビューを行い、それらのログをデータとしてのレポートなど、静止画や動画によるレポート形式の試行を行なった。
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