研究テーマにかかわる文献資料および視聴覚資料(ヒデオ、DVD)の調査と収集に努めた。そのため、国内のいくつかの大学図書館およびイギリスの大英図書館(ロンドン)、フランスの国立図書館(パリ)などを訪問調査した。収集した資料のリストをホームページで公開する予定である。 収集した文献資料、視聴覚資料から、文学作品や映像作品の中で科学という営みや科学者がどのように描かれているかを分析検討している。この分析を通じて、メディアの中のサイエンス・イメージが、時代によってどのように変遷してきたか、我が国の場合と諸外国の場合との違いなどが明らかになりつつある。 研究テーマに関連して、原爆にかかわる文学作品や文学資料を電子化し、ホームページで公開するとともに、その成果を「原爆文学研究会」(2004年9月11日、大分県立芸術文化短期大学)で口頭発表した。 研究テーマに関連して、科学をめぐるコミニュケーション手段(メディア)がどのように変遷してきたかを、近代の印刷革命と現代のコンピュータ革命を対比して論じた論文を発表した。
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