本年度の研究調査は、以下のような形で進められた。 1、メールによる、参加希望者の募集。(4月上旬〜6月下旬) 2、参加希望者の中から3名の研究協力者を選定。(6月下旬〜7月下旬) 研究協力者の在住地:長崎(長崎市)・沖縄(西原町)・北海道(札幌市) 3、各研究協力者の在住地に赴き、インタビュー調査を実施。日本語教師教育に関してそれぞれが抱えている問題点を明らかにした。(8月上旬〜下旬) 4、メーリング・リストによる支援の実施。(9月上旬〜2月中旬) 約2週間ごとに、テーマを設定し、メーリング・リスト上での意見・情報交換を実施。 a.オリエンテーションとラポール形成 b.教師養成のあるべき姿を考える c.メンタリングについての理解を深める d.メンタリングについての理解をさらに深める e.教師養成のあるべき姿をもう一度考える f.教師の実践能力について考える g.日本語教師育成についての議論を把握する h.アクション・リサーチについての理解を深める i.教師育成の方法についての理解を深める j.自らの「学び」のふり返り 5、各研究協力者の変容を、在住地に再び赴きインタビュー調査する。(2月中旬〜3月中旬) 6、5の調査に基づいて、各研究協力者のアクション・リサーチのテーマを設定する。(3月下旬) 来年度は、アクション・リサーチの実施支援による、各研究協力者の変容の調査を予定している。
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