研究概要 |
16年度の研究実績は次の通りであります。 研究活動の分担は、馬場が主担当のものにB、山本が主担当のものにYを付した。ただし、二人で分担した研究活動は→で示すような情報交換を行い、齟齬のないように調整する。 (1)我国の社会が要求する新型産業、ソシオ・ビジネスの要求について調査(Y, B) (2)英国及び欧州におけるソシオ・ビジネスの実態調査した結果Oxford大学がこの分野では学術的に優れていることが判明し、今後Oxford大学の活動を参考にすることとした(Y, B) (3)我国の起業インキュベータ組織と連絡し、我国の起業実態の情報資料の入手を図った(Y) (4)本研究に効率的に起業実態調査するためのチェックリストを作成する。結果の予備分析(B) (5)我国の起業の成功要因、失敗要因を定量的に調査する。結果の予備分析(Y→B) (6)ソシオ・ビジネスの可能な領域の調査、担当者のインタービューとアンケートの計画作成(Y→B) (7)ソシオ・ビジネスの分析、可能性(B) (8)ソシオ・ビジネスの経営資源調査(Y) (9)(6)〜(8)の分析、修正事項の列挙(B→Y) (10)上記の研究調査結果に基づき、ソシオ・ビジネスの可能性について二者協議の上、論文を纏め、山本がICOA/IM2004(第4回OAと情報マネジメント国際学会、於オーストラリア・タスマニア11月29日〜30日迄)で発表、好評と同時に盛んな質疑が行われた。 (11)上記の結果に鑑み、その結果を検討し、17年度の活動をより積極化し、国内では多摩大学、海外ではOxford大学等との連携を探った。
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