研究概要 |
本年度は研究の終結の年であり、纏めを中心とした研究者2名の共同活動となった。 (1)我国の社会が要求する新型産業、ソシオ・ビジネスの必要性について調査を纏めた。 (2)英国及び欧州におけるソシオ・ビジネスの実態調査した結果Oxford,及びBrunel大学がこの分野では学術的に優れていることが判明し、今後Brunel大学の資料を得、分析した。 (3)我国、特に香川県の起業インキュベータ組織と連絡し、我国の起業実態の情報資料を入手し、分析した。四国における企業の難しさを改めて認識した。 (4)7月9-11日にオランダEindhoven University of TechnologyのHarry Timmermans教授の主唱するThe European Institute of Retailing And Services Studies(Eirass)で研究結果を発表した。これに関しオランダを始め、多くの欧米の出席者やわが国の参加者と議論し、意見交換をおこなった。 (5)英国Brunel大学による"The e-Government Workshop '05(EGOV05)2005年9月の結果を分析した。 (6)我国の起業の成功要因、失敗要因の定量的分析を試みた。 (7)ソシオ・ビジネスの可能な領域の調査、ソシオ・ビジネスの分析、可能性、発展性について総括を試みた。 (8)研究代表者の職場の近くを流れる物部川のNPO活動の現状と課題を分析し明らかにした。分析結果に基づいて、物部川を「元気に」するために、学生と女性が参画する事業(ロマン竹(ロマンチック)プロジェクト)を立ち上げた。
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