• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

幾何学における視覚化と実体模型の作成

研究課題

研究課題/領域番号 16654012
研究機関東京大学

研究代表者

河野 俊丈  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (80144111)

研究分担者 坪井 俊  東京大学, 大学院・数理科学研究科, 教授 (40114566)
GUEST Martin  東京都立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10295470)
阿原 一志  明治大学, 理工学部, 講師 (80247147)
キーワード定曲率曲面 / 3次曲面 / クライン群の極限集合
研究概要

本研究は,微分幾何学,位相幾何学,代数幾何学などの分野に現れるさまざまな図形を幾何学模型として実体化することをテーマとした.
数理科学研究科が所蔵している,およそ百年前にドイツで製作された石膏模型について,数式に基づいてデジタルデータ化して,工学の分野で用いられるファイル形式に変換した.本年度は,定曲率曲面,3次曲面とその上の27本の直線などについて,STLファイルを作成して,これを用いて,いくつかの実体模型を製作した.
また,クライン群の極限集合を,クリスタルガラスの中に,レーザー光のプロットによって視覚化する技術を開発した.
このような研究を通して,幾何学の分野において,より直観的なアプローチが可能になり,教育の場に用いる道が開かれただけでなく,研究においても模型を通して,予想を定式化するなどの新しいスタイルが創成されつつある

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] Braids, Hypergeometric integrals and conformal field theory2004

    • 著者名/発表者名
      Toshitake Kohno
    • 雑誌名

      Proceedings of the East Asian School of Knots Links and Related Topics 1

      ページ: 127-131

  • [雑誌論文] Regular projectively Anosov flows on the Seifert fibered 3-manifolds2004

    • 著者名/発表者名
      Takashi Tsuboi
    • 雑誌名

      J.Math.Soc.Japan 56

      ページ: 1233-1253

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi