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2006 年度 実績報告書

建築構造の安全性に関わる技術者の義務と責任

研究課題

研究課題/領域番号 16656168
研究機関東京工業大学

研究代表者

和田 章  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (90158684)

研究分担者 坂田 弘安  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (80205749)
山田 哲  東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 助教授 (60230455)
キーワード工学歴史 / 構築構造 / 耐震工学 / 技術者責任 / 技術伝承
研究概要

産業革命以来、科学技術の発展は人類の生活を幸せにすると信じられて突き進み、21世紀に入り、人間のスケールを越え、個々の人間では扱いきれない大きさ、複雑さまで進んだ。この進歩した科学技術を支えるために、教育が行われ、過去の経験・技術の基本に則った多くの基準、マニュアル、法律などが各機関で作られてきたが、これらが高度または大量であるため、実際に手を動かしている現場の技術者に正しく伝わっていないことが問題である。既成の枠を越えた新しい観点から「大型化する科学技術の利用とその安全性の確保に関る人間の役割」を考察し、その基本.となる技術者の義務と責任について考える。
18年度は、2005年11月に顕在化した建築構造物の耐震性確保の仕組を中心に多くの考察を重ねた。それと同時に、進んだ耐震技術を間違いなく普及させるためには、国内外ともに一般市民に進んだ技術に関する情報を伝えることが重要であることを主張した。

  • 研究成果

    (4件)

すべて 2006

すべて 雑誌論文 (4件)

  • [雑誌論文] Next Step is to select good structures by people2006

    • 著者名/発表者名
      Akira Wada
    • 雑誌名

      4th International Conference on Earthquake Engineering CD-R Keynote No. 286

  • [雑誌論文] エネルギーの釣合に基づく平均成分を有する広帯域性変動風力を受ける弾塑性構造物の応答予測手法2006

    • 著者名/発表者名
      吉江慶祐, 北村春幸, 大熊武司, 和田 章
    • 雑誌名

      日本建築学会構造系論文集 608

      ページ: 21-28

  • [雑誌論文] 座談会 : 耐震偽装問題の背景と課題2006

    • 著者名/発表者名
      和田 章, 米田雅子, 大崎純
    • 雑誌名

      Kyoto Univ. Architectural Journal

      ページ: 56-61

  • [雑誌論文] 残す意味のある建築と都市2006

    • 著者名/発表者名
      和田 章
    • 雑誌名

      建築とまちづくり 343

      ページ: 6-7

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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