研究概要 |
1.日本結晶成長学会(8月19日、広島大学)に参加し、研究の成果について次の様に報告をした。"Aerodynamic浮遊法は,試料下部からのガス流により直系数ミリの試料を完全無容器状態に維持し,レーザー等の外部加熱により溶融凝固させる無容器処理法である.この手法を利用して光学レンズ等に利用されているサファイア(Al_2O_3単結晶)について,Al_2O_3焼結体原料から60mm/hr程度の成長速度で球状結晶を育成した実験に関して詳細な報告を行った" [1]Aerodynamic浮遊炉による球状Al2O3結晶の育成(宇宙航空研究開発機構)荒井康智,余野建定,石川毅彦,依田眞一.,第35回日本結晶成長学会国内会議19aB03. 2.昨年度成功したサファイアに続き、球状単結晶成長させるべき酸化物について、次の強誘電体物質とその元素添加物質群をターゲットとしてガス浮遊法により溶融凝固させた。BaTi_2O_5、Ba_xSr_<1-x>Ti_2O_5(X=0.1-0.95)、Ba_xCa_<1-x>Ti_2O_5(X=0.05-0.99)、Ba_xFe_<1-x>Ti_2O_5(X=0.1-0.99)。これらの単結晶合成中に、アモルファスの合成に成功した。これらは、報告されていない新規の物質群であったため、日本物理学科会にて報告を行った。 [2]BaTi_2O_5ガラスの誘電特性における添加物の影響II 宇宙航空研究開発機構,荒井康智,その他,日本物理学会2005年度秋期大会20aYM-10
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