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2004 年度 実績報告書

漢方薬と西洋薬の相互作用をゲノムワイドに探る

研究課題

研究課題/領域番号 16659175
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

水上 元  名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 教授 (30128219)

研究分担者 能勢 充彦  名古屋市立大学, 大学院・薬学研究科, 講師 (60228327)
荻原 幸夫  名城大学, 薬学部, 教授 (70080166)
キーワード漢方薬 / 薬物相互作用 / 薬物代謝酵素 / 網羅的遺伝子発現解析 / SAGE法
研究概要

本年度は、漢方薬を長期投与したラットの肝臓におけるトランスクリプトームをSAGE(sequential analysis of gene expression)法を用いて対照群と比較し、発現量の変化している遺伝子を網羅的に検索することを目的として研究を実施した。小柴胡湯(SST)または大柴胡湯(DST)を1ヶ月にわたって飲水投与したラット、および対照として水を投与したの肝臓からmRNAを調製し、これを鋳型として約3万タグからなるSAGEライブラリーを構築し、各タグの配列から発現遺伝子の頻度を比較した。その結果、SST投与群で対照群として比較して4倍以上に発現頻度が増加している遺伝子として99種を、DST投与群で4倍以上に発現頻度が増加している遺伝子として93種を同定した。また、対照群と比較して4倍以上に発現頻度が低下している遺伝子としてSST投与群で103種、DST投与群で115種を同定した。
これらの遺伝子のうち薬物代謝をはじめとして薬剤感受性に関与する遺伝子を検索した結果、ABCトランスポーター、硫酸抱合酵素、グルクロン酸抱合酵素等のサブファミリーに属する遺伝子を見出した。
来年度は、以上の生化を基礎に、これら遺伝子の発現量の変動をノーザンハイブリダイゼーションによって確認するとともに、実際の薬物代謝酵素活性の変動をSSTまたはDST投与群と対照群とで比較していく予定である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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