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2004 年度 実績報告書

体性幹細胞と膵島β細胞の細胞融合法の開発研究:重症糖尿病の細胞移植法における新しい細胞ソースの創成に向けて

研究課題

研究課題/領域番号 16659329
研究機関北海道大学

研究代表者

佐藤 直樹  北海道大学, 病院, 助教授 (70205946)

研究分担者 松下 通明  北海道大学, 医学部, 教授 (20250425)
蒲池 浩文  北海道大学, 大学院・医学研究科, 寄附講座教員 (60374237)
藤堂 省  北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60136463)
キーワード細胞移植 / 糖尿病 / 細胞融合 / 体性幹細胞 / 膵β細胞
研究概要

細胞工学的手法により細胞移植に応用可能なインスリン分泌細胞を膵島細胞と組織幹細胞の細胞融合によって創生することを目標として以下の実験を実施した。
体性幹細胞(神経幹細胞)および小肝細胞と膵島細胞の電気的細胞融合法による細胞融合条件の検討を行い、以下の結果を得た。
1.ラット膵島細胞と神経幹細胞をAC条件70V 1MHz、DC条件600V 20μsec パルス回数2回、小肝細胞をAC条件70V 1MHz、DC条件700V 20μsec パルス回数3回によってそれぞれ電気的細胞融合可能であった。
2.電気融合に最適な細胞密度は2x10^6/mlであった。
3.融合効率をフローサイトメーターで検討した。最適条件下で融合効率32%であった。
今後、これら融合細胞の増殖性、細胞機能につき検討する予定である。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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