研究課題/領域番号 |
16659384
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
吉村 紳一 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 助教授 (40240353)
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研究分担者 |
岩間 亨 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 教授 (20303498)
矢野 大仁 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (00332685)
安藤 弘道 岐阜大学, 医学部附属病院, 講師 (60377661)
加藤 雅康 岐阜大学, 医学部附属病院, 助手 (60345783)
北島 英臣 岐阜大学, 大学院・医学研究科, 助手 (90377656)
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キーワード | ステント / 再狭窄 / 薬剤コーティング / 遺伝子 |
研究概要 |
1)ステントのデザイン まず今回の実験に使用するステントとそのカバーする素材についてのデザインを行った。 実際に留置する場合にはバルーンカテーテルを用いることとなるため、それにマウント可能な形のステントカバーをデザインした。ステント自体のデザインも行い、試作中の段階である。 2)デザインしたステントの留置 実際にステントカバーを試作し、犬の頚動脈に留置する実験を行った。当初小動物でこの毒性実験を行う予定であったが、ステントのサイズが小動物に合うものが作成不可能であったため、まず犬を用いた実験を行うこととなった。このステントを留置した頚動脈を1ヶ月後に摘出し、組織学的検討を行うべく準備中である。次にコーティング樹脂や薬剤(免疫抑制剤、抗癌剤など)の毒性のチェックを行う予定である。 今後、ラット頚動脈擦過後、薬剤・遺伝子を併用し再狭窄予防効果と毒性について検討する。摘出した血管について狭窄度の測定を行い、効果を確認する。また免疫染色、ウエスタンブロッテング法にて分子レベルの検討を加える。
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