• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2004 年度 実績報告書

悪性脳腫瘍におけるサバイビンmRNA発現量の定量的解析と遺伝子治療への応用

研究課題

研究課題/領域番号 16659397
研究機関大阪医科大学

研究代表者

小川 竜介  大阪医科大学, 医学部, 講師 (30224124)

研究分担者 宮武 伸一  大阪医科大学, 医学部, 助教授 (90209916)
梶本 宜永  大阪医科大学, 医学部, 講師 (30224413)
キーワードgene therapy / HSV / survivin
研究概要

(1)脳腫瘍切除標本より、サバイビンとそのsplice variants mRNAを抽出し、LightCyclerを用いて定量的発現解析を行うことにより、悪性度判定、予後判定を検討している。脳腫瘍患者において、survivin、survivin-2Bよりsurvivin-ΔEx3のmRNAの発現を定量し、その患者の予後をアンケート調査により追跡している。現在アンケートを発送中であり、その発現パターンと予後を検討する予定である。
(2)サバイビンプロモーターを利用したサバイビン特異的複製可能型単純ヘルペスウイルスを作成し、遺伝子治療の研究行っている。すなわち、単純ヘルペスウイルスの複製に必須なICP4遺伝子を欠失したウイルスd120にサバイビンプロモーター制御下にICP4遺伝子を発現するtransgeneを挿入することにより、サバイビンを発現する腫瘍を選択的に破壊するウイルスを作成した。また、このtransgeneの下流に4F2 enhancerを挿入した組み換えウイルスも作成した。現在これらのウイルスを用いて、in vitroにおける腫瘍細胞破壊の治療実験を行っている。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] Survivin expression is a prognostic marker in pancreatic cancer patients.2004

    • 著者名/発表者名
      Kami K, Miyatake S, et al.
    • 雑誌名

      Surgery 136

      ページ: 443-448

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi