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2004 年度 実績報告書

臨床実習指導者の職業自我の発達過程に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16659594
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

西山 ゆかり  滋賀医科大学, 医学部, 助手 (50320940)

研究分担者 森 美春  滋賀医科大学, 医学部, 助教授 (90144386)
片岡 三佳  岐阜県立看護大学, 看護学部, 講師 (30279997)
キーワード臨床実習指導者 / 職業自我 / 職業的社会化 / リファレンスグループ
研究概要

【研究目的】
本研究では、看護実践の場で臨地実習指導を担当している看護師が、看護実践者から看護教育者へと役割移行し、職業的社会化を経て看護教育者として一人前になっていく過程を、臨床実習指導者の職業自我の発達状況とそれに影響を与えるリファレンスグループの種類、役割、機能との関係に焦点を当てて明らかにする。
【研究方法】
質的記述的研究方法を用いた。本研究ではG.H.Meadの象徴相互作用理論に基づいて研究枠組みを構成し、看護実践現場で学生の臨地実習指導にあたっている指導経験年数の異なる看護師にIn-depth interviewを行いデータ採取する。データはKJ法で分析する。
【平成16年度研究実績】
1.G.H.Meadの象徴相互作用理論に基づいて研究の概念枠組み構成を行い、研究参加者と研究の対象施設のリクルート基準作成、研究参加者の選定基準作成とリクルート方法(Chain referral sampling法)を決定した。
2.平成16年10月に滋賀医科大学倫理委員会に申請し、11月に実施する事の承認を受けた。
3.対象施設への研究参加依頼(滋賀医科大学・岐阜病院・公立南丹病院)と、滋賀県看護協会主催の臨床実習指導者講習会の受講生60名に研究依頼をした。
4.平成17年2月〜3月に、依頼施設の看護部長を通して抽出した被験者に研究の趣旨を説明し同意の得られた8名に面接を行った。面接内容は、被験者の承諾を得て全て録音した。
5.データの整理と解析は、面接内容を逐語録に転記し、KJ法による解析を行っている。KJ法を使うことに関しては、著作権の問題があるので、西山・森の2名が川喜田研究所で研修を受け、川喜田二郎先生に直接指導を受けている。

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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