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2005 年度 実績報告書

母親の会陰に負担をかけない新生児肩甲娩出術の効果

研究課題

研究課題/領域番号 16659598
研究機関聖路加看護大学

研究代表者

堀内 成子  聖路加看護大学, 看護学部, 教授 (70157056)

研究分担者 江藤 宏美  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (10213555)
桃井 雅子  聖路加看護大学, 看護学部, 講師 (90307124)
小陽 美紀  聖路加看護大学, 看護学部, 助手 (80365840)
小川 鑛一  東京電機大学, 理工学部, 教授 (90016684)
キーワード手掌 圧力 / 助産師 / 会陰保護
研究概要

目的:正常に進行している仰臥位分娩において児頭娩出から肩、身体娩出のプロセスに至る会陰保護に伴う介助者の手指・手掌にかかる圧力値を実測することを目的にデータ収集を開始した。
意義:分娩介助技術において、助産師がどれくらいの圧力で会陰保護を行っているかを明らかにすることで、助産師教育の基礎資料となると考える。
対象:対象は、正常分娩が予測され分娩目的で入院してきた初産婦・経産婦であり、分娩介助するのは、分娩介助500例以上の助産師とする。
方法:(1)測定器具:共和電業製小型圧力センサー(PSM-1KAB)を使用する。予備研究において助産師の指に小型圧力センサーを添付して、血圧測定、腰部マッサージ、新生児の抱っこなどの看護動作で人体に対して測定の可能性を検討した。
(2)手順:対象者に分娩での入院時に研究参加への同意を得て、対象者の分娩が進行して分娩台に臥床した時点から、助産師の両手掌に小型圧力センサーを添付し児娩出終了までの時間的経過に添って圧力を記録する。
(3)分析:小型圧力センサーによって得られた実測値を、計算式を用いて圧力値に換算する。児頭娩出、前在肩甲娩出、後在肩甲娩出、身体娩出の時点での、圧力値の最大・最小・中央値を算出する。統計的に分析する。手の圧力分析は、東京電機大学知能機械工学科の専門家よりスーパーバイズを受けて進めている。
倫理的配慮:研究は倫理原則に則って計画し、聖路加看護大学研究倫理審査委員会の承認を得て研究を始めた。現在のところ、2例の対象者の結果を得たところである。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2006 2005

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] 分娩介助時に助産師の手掌にかかる圧力-分娩介助モデルを用いたパイロットスタディ-2006

    • 著者名/発表者名
      中川有加, 堀内成子
    • 雑誌名

      日本助産学会誌 19・3

      ページ: 96-97

  • [雑誌論文] 乳房マッサージに伴う助産師の手掌にかかる圧力測定-パイロットスタディ-2005

    • 著者名/発表者名
      中川有加, 土屋円香, 堀内成子
    • 雑誌名

      第23回東京母性衛生学会抄録

      ページ: 27

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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