研究課題/領域番号 |
16659603
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
野々山 未希子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (90275496)
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研究分担者 |
江守 陽子 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 教授 (70114337)
村井 文江 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 助教授 (40229943)
斉藤 早香枝 筑波大学, 大学院・人間総合科学研究科, 講師 (50301916)
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キーワード | 若年者 / 性行動 / STD / リスク回避 / 行動変容 |
研究概要 |
研究の目的 近年、わが国では性交開始年齢が低下し、若年層での人工妊娠中絶および性感染症(STD)罹患者数が増加している。そこで最もSTDが増加している10代女性を対象に、性行動歴・性知識・性認識・STDに関する知識・危険な性行動への認識・受けてきた性教育内容・生活状況および、STD罹患の有無を調査し、リスク回避行動への行動変容に必要な予防介入プログラムの内容を明らかにし、さらに介入方法を検討することを目的とする。 平成17年度実績 昨年度に引き続き、質問紙を用いた聞き取り調査および、STD罹患状況の調査を行った。性交経験のある10代女性85名に聞き取り調査およびクラミジア・淋菌・ヒトパピローマウイルスの検査を実施し、その中から80名について分析を行った。若年女性の性行動歴・性知識・性認識・STDに関する知識・危険な性行動への認識・受けてきた性教育内容・生活状況および、STD罹患の有無を分析し、若年女性のニーズにあった「リスク回避行動への行動変容に必要な予防介入」内容を検討した。 また、若年女性の性行動に関し、学会(母性衛生学会)にて報告した。 平成18年度研究実施計画 若年者に接する機会の多い教育者からの情報収集を行い、危険な性行動をとる若年者に必要な予防介入プログラムの内容を検討する予定である。
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