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2005 年度 実績報告書

ファカルティ・ディベロップメントの視点を取り入れた大学図書館の教育支援機能研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700239
研究機関長崎大学

研究代表者

長澤 多代  長崎大学, 大学教育機能開発センター, 助手 (30346944)

キーワード大学図書館の学習・教育支援機能 / チーム・ビルディング / ファカルティ・ディベロップメント / 情報利用教育 / アーラム・カレッジ / 図書館員 / 大学教員
研究概要

本研究の目的は,大学図書館の学習・教育支援機能研究の一環として,米国の先行事例をもとに,大学図書館が実施する学習・教育支援の中で教員と図書館員の協力関係がどのように構築されてきたのかその全体像を明らかにすることにある。
2004年度には,アーラム・カレッジとミシガン大学におけるフィールド調査を実施するとともに,研究計画を見直した。その結果,研究の方法について,主に事例対象と分析の視点を変更した。(1)事例対象について,アーラム・カレッジとミシガン大学の事例に加えて他のケース・スタディを予定していたが,2大学のみを対象とすることにした。(2)分析の視点について,ファカルティ・ディベロップメント研究(組織開発)におけるチーム・ビルディング,意思決定,葛藤の管理をデータの分析の視点と想定していたが,これをチーム・ビルディングのみとした。
2005年度には,アーラム・カレッジに焦点をあてて追跡調査を実施した。その成果については,日本図書館情報学会,三田図書館・情報学会合同研究大会(2005年10月22日)において口頭発表した(「大学図書館が実施する学習・教育支援を背景とした教員と図書館員のパートナーシップ:アーラム・カレッジのケース・スタディを中心に」)。現在は,この発表内容をもとに,研究ノートを作成している。これを2006年5月までに投稿する。この研究ノートは,記述的ケース・スタディであり,理論構築を目的としていない。そのために,研究ノートの記述内容をもとに,ファカルティ・ディベロップメント研究のチーム・ビルディングの視点からデータを分析して,2006年度のうちに研究論文を作成する。ミシガン大学についても,これまでに収集したデータをもとに,アーラム・カレッジと同様の手順で成果を発表する。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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