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2004 年度 実績報告書

テニスのストローク局面における軸足(後ろ足)の使い方に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700466
研究機関東京家政学院筑波女子大学

研究代表者

遠藤 愛  東京家政学院筑波女子大学, 国際学部, 講師 (40320626)

キーワードテニス / ストローク / フットワーク / ステップワーク / 後ろ脚技術 / 習得過程 / 習得のコツ
研究概要

テニスのストローク局面における後ろ脚技術に着眼し,以下の研究課題を検討中である.
「研究課題1.習得方法に関する研究-自己の経験をもとにして」については,後ろ脚の使い方を重要な技術として位置づけ,後ろ脚技術の習得者と未習得者との比較から,習得者に見られる特徴および後ろ脚技術の役割について整理した.続いて,著者の経験に基づき,後ろ脚技術の習得方法および習得のコツを示し,効果的・合理的にこの技術を習得するための方法論を提示した.
「研究課題2.習得方法に関する研究-トップ選手を対象とした調査」については,グランドスラム大会への出場経験がある現役選手,および引退した女子選手10名を対象として,ストローク局面における後ろ脚技術をどのように捉えているのか,この技術を習得するためにどのようなトレーニング方法を実践したのか,実際にストローク局面においてどのように後ろ脚技術を活用しているのか,などについての調査を行った.調査対象となった選手たちはいずれも,異なるトレーニング環境にありながら,後ろ脚技術を重視し,実際に活用していた.18年度は,この調査に基づき,後ろ脚技術の重要性,実際の活用方法,各選手の‘コツ'についてまとめていく.
「研究課題3.後ろ脚技術の優劣がパフォーマンスに与える影響」については,世界ランキング最高14位,および26位の元プロテニスプレーヤーと,現役学生テニス選手3名のスイング動作(フォアハンド,バックハンド)を撮影し,3次元の動作解析を行った.分析の対象は,同じ条件で行われたヒッティングテストの中で,最も良いフォアハンドとバックハンドをそれぞれ選択した.現在は分析を終えた段階であり,今後は,(1)ボールスピード,(2)脚の使い方,(3)スイングと連動した脚の動き,(4)ラケットと脚の動きの関係などに着眼しつつ,検討を進めていく.

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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