2004年度は「台湾」を重点調査地域として、なかでも知本プユマ(卑南族)を中心に次の参与観察及び資料収集をおこなった。なお、これらの成果の一端は、学術論文として「International Journal of Sport and Health Science」へ投稿中である。また、日本体育学会第55回大会にて「台湾原住民の民族スポーツ:プユマ(卑南族)を事例として」、日本スポーツ人類学会第6回大会にて「プユマ相撲の文化変容」の学会発表をおこなった。 ○参与観察 7月、知本プユマの「粟祭」 12月〜1月、知本プユマの「狩猟祭」、「除喪祭」 ○資料収集 中央図書館台湾分館、台湾大学図書館にて資料収集をおこなった。 「中華人民共和国」においては「全国少数民族伝統体育運動会」に関するデータの収集・整理をおこない、新たな考察を加えた成果の一端を学術論文として「体育学研究」に投稿中である。
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