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2004 年度 実績報告書

Webページによる学校・保護者・児童生徒間のコミュニケーションに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16700558
研究機関愛知教育大学

研究代表者

梅田 恭子  愛知教育大学, 教育学部, 助手 (70345940)

キーワード学校のWebページ / CMSツール / 教師 / Web学級通信 / デジタル写真 / 生徒の平等性 / 個人情報
研究概要

本年度は、まず、昨年度中学校と小学校で行った実践結果をまとめ、学校に特化したWebサイト管理システムとして何が必要なのか、どのような運用が必要なのかを検討した。
その結果、本研究で推奨しているCMSツールを用いると、Webページ作成が未経験の先生でも容易にWebページ作成ができたことが明らかになった。またその作成されたWebページを通した保護者との交流については、賛否両論の意見があったが、学校での子供の活動をすることができて良かった、これまであまり交流の無かった父親からの連絡があった等肯定的な意見が多かったことがわかった。これらの結果については、12月に国際会議で発表した。
その一方で、(1)教師にとって、現在用いているCMSツールは、Webページの作成ツールとしては便利であるが、Webページを管理するツールとして考えると、大学でのサポートがないと多機能であり実践使用には難しい点が残ること、また(2)教師は、Webページそのものの作成以外に、Webページの素材として使用されるデジタル写真上の児童・生徒の公平性や個人情報に非常に考慮しなければならないことがわかった。上記(1)の問題に対しては、学級に特化して学級新聞ツールを独自に開発し、機能を限定したシステムの提案をおこなった。これについては8月の情報処理学会主催の情報教育シンポジウムで発表した。
また上記(2)の問題については、現在生徒の公平性や個人情報を考慮に入れた画像管理システムの開発を検討中である。次年度はこの点について焦点をあて研究を進めていきたいと考えている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2004

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] The development of SWMS : A System for Easily Creating Dynamic School Websites and Individualized Web Newspaper2004

    • 著者名/発表者名
      梅田 恭子
    • 雑誌名

      Proc of International Conference on Computers In Education 1

      ページ: 1821-1829

  • [雑誌論文] CMS(Content Management System)を適応させたWeb学級通信作成システムの開発2004

    • 著者名/発表者名
      滝藤 慎介
    • 雑誌名

      情報教育シンポジウム論文集 1

      ページ: 135-140

URL: 

公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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