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2004 年度 実績報告書

発見学習のための総合テキスト分析ソフトウエアシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 16700573
研究機関早稲田大学

研究代表者

ANTHONY L・E  早稲田大学, 理工学術院, 助教授 (10258204)

キーワードcorpus linguistics / software / educational technology / concordance / コーパス言語学 / ソフトウェア / 教育工学 / コンコーダンス
研究概要

2004年度には、国内外のユーザーから多数の「AntConc」の成功例の報告を受けて、そのユーザーからのソフトウェアに関する変更点や改善点の要望を最新のバージョンに反映させています。
2004年12月に最新版の「AntConc3.0」をリリースしました。元の提案書で書いた目標に従って、「AntConc3.0」にはWWWブラウザーが内蔵されたので、テキストのデータベースがなくてもテキスト分析が可能です。しかし、スタンドアローンのバージョンに統合することが困難である点を2005年度中再検討し、統合する予定です。また、「AntConc3.0」はタッグされたデータやUnicodeデータにも対応しています。その上、新しい「Word Clusters」と「Lexical Bundles」のツールを開発し、'colocates'や‘associates'を容易に分析できるようになりました。
2004年の夏にミシガン大学のSwales教授とLee教授を訪問し、XMLやHTMLのようなコーパスデータフォーマットについて研究しました。また、訪問中ミシガン大学のEnglish Language Institute(英語言語研究所)の教職員のために「AntConc」のセミナーを行いました。大阪大学大学院のプログラムをサポートするため、2004年の夏に「AntConc」のセミナーを開催しました。また、そのプログラムの担当教員、野口教授(武庫川女子大学)と度々連絡を取り、より良いソフトウェアを開発するために変更点や改善点を検討しています。さらに、「AntConc」を授業中に使っている学生にアンケートを取り、フィードバックを新しい「AntConc」のバージョンに反映しています。他には、会津大学でのセミナーを行いました。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] AntConc: A Learner and Classroom Friendly, Multi-Platform Corpus Analysis Toolkit

    • 著者名/発表者名
      Laurence Anthony
    • 雑誌名

      Proceedings of IWLeL 2004 An Interactive Workshop on Language e-Learning (In Press)

  • [雑誌論文] AntConc: Design and Development of a Freeware Corpus Analysis Toolkit for the Technical Writing Classroom

    • 著者名/発表者名
      Laurence Anthony
    • 雑誌名

      Proceedings of IPCC 05: International Professional Communication Conference 2005 (In Press)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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