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2004 年度 実績報告書

中央アフリカ熱帯雨林地域における農耕と食文化に関する地域研究-バナナとキャッサバ栽培文化を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 16710172
研究機関静岡大学

研究代表者

小松 かおり  静岡大学, 人文学部, 助教授 (30334949)

キーワードアフリカ / 熱帯雨林 / 食文化 / 農耕文化 / バナナ / キャッサバ
研究概要

本研究の目的は、中央アフリカ熱帯雨林地域の文化的特性、特に、人間-自然関係における多様性の創出と保持の技法を、農耕と食をめぐる地域研究を通して考察することである。このためにはまず、特定の一地域における現在の農耕・食文化をフィールド資料と文献資料によって研究し、その上で、地域全体の生業・食文化の歴史・地理上に位置づけることが必要である。今年度は、来年度の現地調査に向けた資料集と資料の整理をおこなった。
具体的には、アフリカを中心に、東南アジア、南米などにおける熱帯雨林地帯の農耕・食文化に関する文献を収集した。特に、バナナとキャッサバの栽培・食文化に関する文献を収集した。また、中央アフリカ史に関する資料を、生業の変遷の資料を中心に収集した。資料の収集のため、国立民族学博物館、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科を訪れた。国立民族学博物館では、HRAFの民族学データベースを利用して、資料を収集した。また、これまでに蓄積した文献資料や写真資料などを整理し、他の研究者との情報交換のための資料用CD-ROMの作成、資料整理の補助に対する謝金などに補助金を使用した。また、国立民族学博物館共同研究「ドメスティケーションの民族生物学的研究会」、東京外語大学アジア・アフリカ言語文化研究所「土地・自然資源をめぐる認識・実践・表象過程研究会」など各種の研究会への出席により、研究テーマに対する知見を深めた。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 文化人類学研究('05)(放送大学大学院教材)2005

    • 著者名/発表者名
      本多俊和, 大村敬一, 葛野浩明編
    • 出版者
      放送大学教育振興会(印刷中)

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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