平成16年度には以下の調査研究を実施した。 (1)ケーブルテレビ利用者、インターネット利用者、非利用者に対する定量調査 (1)調査内容 調査対象者を「ケーブルテレビ^*利用・インターネット利用」、「ケーブルテレビ利用・インターネット非利用」、「ケーブルテレビ非利用・インターネット利用」、「インターネット非利用・多チャンネル非利用」の4層に分類し、テレビ視聴やインターネット利用に関する情報行動の実態、放送とインターネットの利用評価、地域意識・文化に関する考え方などについて、質問紙「テレビ視聴とインターネット利用に関する調査」を用いた調査を実施した。 ^*ケーブルテレビには、CS放送・BS放送の契約者も含む (2)調査対象者および抽出方法 沖縄県那覇市および浦添市の中から、沖縄ケーブルネットワーク(ケーブルテレビ局)加入者の状況に応じて町丁を抽出した。抽出した町丁でクォーター・サンプリング法によって調査対象世帯を抽出し、複数視聴者・利用者がいる世帯や非加入世帯の場合は、対象者をランダムに選択し、調査を実施した。 (3)調査方法 調査員による面接法・留置法併用 (4)調査期間 2004年8月11日(水)〜18日(水) (5)回収数 442票 上記の定量調査は、現在データ入力が完了し、平成17年度に集計・分析を実施する予定である。 (2)関係諸機関に対するヒアリング (1)ヒアリング内容 沖縄本島の情報環境および伝統文化・行事に関連する民間・官公庁の関係者に対して、情報化の状況、施策、沖縄における文化の状況など、インタビューを実施した。 (2)ヒアリング対象機関 沖縄県商工労働部情報産業振興課、沖縄県企画開発部情報政策課、沖縄県教育庁文化課、那覇市経営企画部情報政策課、沖縄ケーブルネットワーク株式会社、共同通信社
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