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2005 年度 実績報告書

多文化共生社会における価値教育の研究-自尊感情の観点から-

研究課題

研究課題/領域番号 16730413
研究機関甲南女子大学

研究代表者

野崎 志帆  甲南女子大学, 文学部, 講師 (90351759)

キーワード自尊感情 / 規範意識 / 多文化共生 / 多文化教育 / アメリカ社会 / 価値教育 / 人権教育 / 社会教育
研究概要

国内外における自尊感情と、道徳性・倫理観などの規範意識との関わりに関する基本的文献、先行研究、実践事例報告をもとに、自尊感情の観点から規範意識の発達理論の整理を行った。
多文化社会米国において実践されている「多文化教育/Multicultural Education」に焦点を当て、異なる文化の尊重と公共意識の問題がどう扱われているのか、関連文献・教員用指導テキスト他、資料を収集し、調査、分析を行った。
(3)米国、ニューヨーク州マンハッタン島において、多文化教育が前提としている米国の民族の多様性やその社会状況の理解のため、エスニックマイノリティが集住するコミュニティにおいてフィールドワークを行った。さらに、米国社会の多様化の歴史とともに、主に公民権運動以降のさまざまなエスニックマイノリティの権利獲得の動向が、米国で公的にどのように扱われているのか(米国の民主主義的価値や国民意識との関わりで)について、マンハッタンの先住民博物館やSchomburg Center for Research in Black CultureおよびワシントンD.C.のスミソニアン博物館群の博物館における展示や各施設で行われている子ども向けの教育プログラムのコンテンツなどを通して考察を行った。また、開設されたばかりのNew York TOLERANCE CENTERにおいて、一般参加者やスタッフに、アメリカの多様性と人権の問題についてインタビューを行った。

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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