• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2005 年度 実績報告書

活動銀河における巨大ブラックホールバイナリーの観測的研究

研究課題

研究課題/領域番号 16740107
研究機関岐阜大学

研究代表者

須藤 広志  岐阜大学, 工学部, 助手 (70362176)

キーワードブラックホール / 電波天文
研究概要

銀河合体の結果生じると考えられているブラックホールバイナリーは、一般相対論的な重力波を放射しながら合体し、太陽の1億倍以上の質量を持つ巨大なブラックホールの形成に大きな役割を果たしていると思われている。
本研究では、ブラックホールバイナリーを10マイクロ秒(月面上の2cmに相当)という超高精度のアストロメトリーによって検出し、その詳細な運動を探ることでブラックホールの合体過程を明らかにすることを目的としている。
今年度の成果は以下のとおりである。
<バイナリーブラックホール探査観測およびデータ処理手法の開発>
アメリカ国立天文台によるVLBIシステムVLBAによって、バイナリーブラックホール候補天体のモニターが4回の観測を今年度終了し、解析段階に入った。このため、
1)電離層補正プログラムの実行
2)複数の補正天体による位置精度の向上
3)高周波数観測(22GHz)による位置精度の向上およびバイナリーモデルの精密化
を行い、一連のデータ処理方法の目処が立ち、来年度には軌道運動の検出が可能と考えられる。

URL: 

公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi