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2004 年度 実績報告書

交通立地均衡を内包した応用一般均衡モデルによる総合交通体系整備の経済評価

研究課題

研究課題/領域番号 16760435
研究機関大阪工業大学

研究代表者

武藤 慎一  大阪工業大学, 工学部, 講師 (90313907)

キーワード都市環境施策 / 応用一般均衡(CGE)モデル / 交通均衡 / 経済評価
研究概要

現在の都市環境問題は,自動車交通に起因する部分が非常に大きい.しかし,自動車を抑制するための総合交通体系整備は,自動車交通から享受してきた恩恵をあきらめることにもつながるために.社会経済に与える影響も多大であることが懸念されている.
そこで,本研究では,極力,社会経済への影響が小さくかつ環塊負荷の抑制を達成できる方策を見出すために,交通立地均衡を内包した応用一般均衡(CGE)モデルの開発を行った.CGEモデルは,これまでも環境政策の社会経済へ与える影響まで評価するための手法として用いられてきた.しかし,都市環境施策を評価するためには,従来のCGE分析の枠組みに加え,主体の活動拠点を決定するメカニズムである立地の分析,さらに交通均衡モデルとの連動も必要であろうと考えたものである.さらにここでは,開発したモデルの挙動を確認するために,大阪府を対象とした簡単な数値計算も実行した.その結果,符号条件については,妥当な結果が得られたと考えられる.

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2005 2004

すべて 雑誌論文 (3件)

  • [雑誌論文] 自動車交通に起因する環境負荷削減政策の現状評価2005

    • 著者名/発表者名
      武藤慎一, 徳永澄憲, 沖山充
    • 雑誌名

      交通学研究 2004年研究年報

      ページ: 171-180

  • [雑誌論文] 立地均衡を内包した応用一般均衡モデルの開発2005

    • 著者名/発表者名
      伊藤聖晃, 武藤慎一
    • 雑誌名

      平成17年度土木学会関西支部年次学術講演会 (発表予定)

  • [雑誌論文] Evaluation of Environmental Pollutions Occurred by Transport Infrastructure Project at Tokyo Metropolitan Area2004

    • 著者名/発表者名
      MUTO S., UEDA T., YAMAGUCHI K., YAMASAKI K
    • 雑誌名

      Selected Proceedings of the 10th World Conference on Transport Research (CD-ROM)

      ページ: No.1152

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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