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2004 年度 実績報告書

昼夜の景観様相の時系列変化とその識別構造の研究

研究課題

研究課題/領域番号 16760503
研究機関名城大学

研究代表者

大影 佳史  名城大学, 理工学部, 講師 (20303852)

キーワード景観 / 様相 / 時系列変化 / 夕 / 夜 / 画像処理 / 識別 / 色彩
研究概要

本研究の目的は、人間の景観知覚に基づいた昼から夜への景観の様相変化の把握モデルを作成することである。具体的には以下の通りである。(1)景観画像上の景観構成要素の明るさや色彩などの情報の時間的変化の特徴を画像処理によって明らかにする。(2)被験者を用いた実験により「昼景」から「夕景」「夜景」へ移り変わる景観画像の識別状態を把握する。(3)上記の(1)と(2)を関係づけ時間的に移り変わる景観の識別構造をモデル化して、景観の昼から夜への様相変化を記述する。
これにもとづき、本年度は
1)自然環境および自然と人工の複合環境による景観の様相変化事例を収集整理し、対象を選定した。(継続中)
2)上記の景観に対し、定点観測による写真撮影(昼から夜まで等間隔で撮影)を行い基礎資料を作成した。(継続中)
3)上記で得られた写真をもとに、実環境を反映した景観画像を作成し、コンピュータを用いて、景観画像上の明るさや色彩などの情報の時間的変化の特徴を画像処理によって定量的に把握する方法を検討した。具体的には画像の二値化処理およびエッジ検出について検討した。(継続中)
4)上記の昼から夜にかけての景観画像を用いて、次年度の識別実験の実験方法の検討を行った。(継続中)

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 画像分析による夕刻の光景変化の特徴把握(光景画像の明暗・色彩および輪郭情報の時系列変化)2005

    • 著者名/発表者名
      大影佳史, 宗本順三
    • 雑誌名

      日本建築学会 総合論文誌 第3号

      ページ: 96-101

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公開日: 2006-07-12   更新日: 2016-04-21  

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