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2006 年度 実績報告書

旧南洋群島に残る日本委任統治時代の建築物に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16760520
研究機関熊本県立大学

研究代表者

辻原 万規彦  熊本県立大学, 環境共生学部, 助教授 (40326492)

キーワード南洋群島 / パラオ共和国 / 北マリアナ諸島 / 実測調査 / 文献調査 / 建築物 / 国際情報交換 / 日本近代史
研究概要

本研究は,戦前期に日本の委任統治領であった旧南洋群島(現在のパラオ共和国,北マリアナ諸島,ミクロネシア連邦,マーシャル諸島共和国)においてなされた,主として日本人による建築活動を対象とし,その全容を明らかにしようとするものである。
3年計画の最終年度の3年目となる本年度は,これまでに国内外で収集してきた旧南洋群島における日本統治時代における建築物に関する膨大な資料やこれまでに現地で数度に亘り実施してきた調査結果など,これまでの研究成果のとりまとめと整理に費やした。特に,研究期間2年目であった昨年度に訪問した国外の施設で収集してきた資料の一部については,リストを作成し,資料本体と合わせて,今後の研究に資するよう関係者に配布した。
その他,九州大学附属図書館,アジア会館アジア・太平洋資料室,防衛省防衛研究所資料閲覧室などを訪問し,旧南洋群島における建築物に関する資料の収集も行い,補足資料を整備するとともに,新たな資料の掘り出しも行った。
また,「歴史的構造物の診断・修復に関するシンポジウム」(日本コンクリート工学協会 建築・土木分野における歴史的構造物の診断・修復研究委員会主催)などのような,これまでとは異なった分野でも研究成果の発表を行った。
さらに,現在,これまでの研究成果をまとめ,査読付き論文へ投稿するための準備などのように,これまでの研究成果をさらに広く公表できるように準備を鋭意進めている。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007 2006

すべて 雑誌論文 (2件)

  • [雑誌論文] アメリカ議会図書館所蔵『南洋庁東部支庁関係書類』について-戦前期日本の南方進出に伴う建築活動と室内環境調整手法に関する研究 その12-2007

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦, 今村仁美, 安浪夕佳
    • 雑誌名

      日本建築学会九州支部研究報告 第46号・3〔計画系〕

      ページ: 693-696

  • [雑誌論文] 旧南洋群島における歴史的構造物の残存状況と今後2006

    • 著者名/発表者名
      辻原万規彦
    • 雑誌名

      建築・土木分野における歴史的構造物の診断・修復(に関するシンポジウム論文集)

      ページ: 159-168

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公開日: 2008-05-08   更新日: 2016-04-21  

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