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2005 年度 実績報告書

functionalMRIを用いた顎機能異常に関する脳機能マッピング

研究課題

研究課題/領域番号 16791290
研究機関徳島大学

研究代表者

堀内 信也  徳島大学, 大学院ヘルスバイオサイエンス研究部, 助手 (70263861)

キーワードfunctional MRI / 咀嚼運動 / 嚥下運動 / 舌運動
研究概要

現在、顎口腔領域における顎機能の評価は、顎運動測定、咀囑筋筋電図測定、咬合圧測定などを行うことでなされており、末梢における咀嚼動態を記録、解析する方法が主流となっている。一方、近年解明されつつある中枢神経領域と、咀嚼機能などの末梢機能との関連性より、随意運動の起点となる脳幹の解析を行うことで末梢機能に関連する未知の因子を把握できる可能性がある。そこで、本研究では咀嚼機能に対する新しい機能解析法として、脳の機能局在論による脳機能マッピングについてfMRI(functional magnetic resonance imaging)を用いて中枢領域における咀嚼関連分野を検討すること、さらに、顎機能異常に対する中枢制御機構の関与を解明することを目的とした。
研究計画より、課題(タスク)が測定に与える影響について検討した。fMRIの撮像には3.0T臨床用MRIに頭部コイルを用い、得られたマッピングデータはfMRI検定用ソフトSPM(Statistical Parametric Mapping)にて解析を行った。タスクはon、off課題を一定時間繰り返すblock-design に加え、fMRI撮像中に特定の事象を分散して配置するevent related-designを行った。両者により得られたマッピングデータは、類似の事象を行なっても、タスクの構築により様々であり、特に関連事象の条件付けや順序について十分配慮したタスクの設計が必要であることがわかった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2005

すべて 雑誌論文 (1件)

  • [雑誌論文] 関節円板の後方転位を伴う骨格性下顎前突症患者の顎関節形態および顎運動に関する検討2005

    • 著者名/発表者名
      猪熊健一
    • 雑誌名

      日本顎関節学会雑誌 17巻1号

      ページ: 90

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公開日: 2007-04-02   更新日: 2016-04-21  

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