• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

高齢者の医療用粘着テープによるスキントラブル予防に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 16791432
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

高柳 智子  新潟県立看護大学, 看護学部, 講師 (90313759)

キーワード医療用粘着テープ / ズレカ / 貼付方法 / 皮膚水分蒸散量 / 皮膚表面構築
研究概要

1.研究目的
医療用粘着テープ(以下,テープとする)の貼付方法の違いによる皮膚への影響を比較検討した。
2.貼付方法によるズレカの検討
研究方法:使用物品は,腹部モデルおよび被験テープは2種類とした。データ収集方法は,4種類の貼付方法にて腹部モデルにテープにてガーゼ固定を行い,貼付後4時間のズレカを測定した。
結果:使用した2種類のテープともに,貼付方法間のズレカの有意な差は認められず,貼付時間ではテープ貼付後30分と2時間,3時間,4時間で有意に後者が高値であった。
3.貼付方法による皮膚への影響の検討
研究方法:対象は30歳代の健康男女各1名。データ収集方法は,対象の腹部に上記2と同様の4種類の貼付方法にてテープ固定を行い,4時間後に同一の手技でテープを剥離した。皮膚表面構築と皮膚水分蒸散量を評価項目とした。
結果:予め必要な長さに切り中央から両端に向けて貼付する方法では,皮膚水分蒸散量が低値で皮膚表面構築も比較的保持されていた。一方,テープを左端から右端へと貼付後に切る方法では,皮膚水分蒸散量が高値で皮膚表面構築の変化が大きいことが認められた。

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi