研究分担者 |
村上 薫 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, 新領域研究センター ジェンダー・社会開発研究グループ, 研究グループ長代理 (00466062)
松永 典子 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 准教授 (00579807)
後藤 絵美 東京大学, 日本・アジアに関する教育研究ネットワーク, 特任准教授 (10633050)
鳥山 純子 立命館大学, 国際関係学部, 准教授 (10773864)
森田 豊子 鹿児島大学, グローバルセンター, 特任准教授 (10791113)
黒木 英充 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (20195580)
岩崎 えり奈 上智大学, 外国語学部, 教授 (20436744)
服部 美奈 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (30298442)
岡 真理 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30315965)
臼杵 陽 日本女子大学, 文学部, 教授 (40203525)
山岸 智子 明治大学, 政治経済学部, 専任教授 (50272480)
嶺崎 寛子 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (50632775)
鷹木 恵子 桜美林大学, 人文学系, 教授 (60211330)
小林 寧子 南山大学, 外国語学部, 教授 (60225547)
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今後の研究の推進方策 |
最終年度である本年度は各研究分担者・研究協力者の個別研究に加え、初年度に組織したグループ研究(①「砂漠の探究者」を探して(アル=ニサーイーヤート勉強会)、②開発とトランスナショナルな社会運動、③イスラーム・中東における家族・親族の再考、④フィールドから語るイスラーム、ジェンダー、セクシュアリティ、⑤イスラーム圏における「ジェンダー化された暴力/苦悩」、⑥国際ジェンダー規範とイスラーム、⑦イスラーム家族・女性関連法の運用実態)をさらに進展させる。また、本科研事業全体の成果としてシリーズ本を企画し、一部本年度中に出版を行う。プロジェクト全体としては、5月の日本中東学会年次大会で「ムスリム社会における弱者の権利:子ども・病者・貧困者」と題するパネルを組織する。6月には東京大学における国際シンポジウム「Crossing Boundaries: Migration, Mediation, Morality」に参画し、現代の人類・社会にとって最重要な課題の一つである人の移動と共生をめぐる問題について対話を行い、今後の世界のあり方を考えていく。年度後半には、これまでの研究を総括し、今後の展望を議論する全体集会および公開シンポジウムを12月に開催する。ここでは、イスラーム・ジェンダー学における課題について再び検討し、今後取り組むべき事柄を明らかにするとともに、日本の教育現場や研究界の役割について議論する。首都圏以外で研究成果の社会還元を目的とした公開セミナーを今年度も実施する。3月にはその他、海外の研究者を交えた国際ワークショップの開催による国際学術交流を積極的に推進する。
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