• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

集落再編の国際比較と生活空間論による再考

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16H01963
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 人文地理学
研究機関京都大学

研究代表者

小島 泰雄  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (80234764)

研究分担者 金 どぅ哲  岡山大学, 環境生命科学研究科, 教授 (10281974)
佐藤 廉也  大阪大学, 文学研究科, 教授 (20293938)
今里 悟之  九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (90324730)
作野 広和  島根大学, 学術研究院教育学系, 教授 (50284146)
中川 秀一  明治大学, 商学部, 専任教授 (00298415)
筒井 一伸  鳥取大学, 地域学部, 教授 (50379616)
磯田 弦  東北大学, 理学研究科, 准教授 (70368009)
中條 曉仁  静岡大学, 教育学部, 准教授 (40432190)
中辻 享  甲南大学, 文学部, 教授 (60431649)
吉田 国光  金沢大学, 学校教育系, 准教授 (70599703)
小方 登  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (30160740)
山村 亜希  京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (50335212)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワード農村変化 / 集落再編 / 生活空間 / 国際比較 / 人文地理学
研究成果の概要

本研究課題は、海外と日本の農村で実施したフィールド調査に基づいて、研究集会とシンポジウムを多く開催し、農村変化について深くかつ開かれた討論を行った。近代の諸位相、たとえば国民国家の形成、農業の生産主義/ポスト生産主義的な展開、農村の衰退過程において、集落の再編が進むことを実証的に解明した。さらに現在の日本農村に観察される新しい傾向や実践が、集落の再編と深く結びつくことを理論的に明らかにした。

自由記述の分野

人文学 人文地理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の農村において集落はムラと呼ばれ、明確で強い機能を持ち、人々の暮らしを支える役割を果たしてきた。本研究課題が明らかにした国内と海外の農村における集落変化の文脈は、集落が可変的な存在であることを再認識させるものである。いま日本の農村は人口減少と高齢化によって大きな変化の中にあるが、田園回帰の傾向や地域運営組織の編成を集落の再編を通して新しい農村の暮らしをつくるものとする理解は、地域づくりの実践に理論的な依拠となるものである。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi