• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

エビデンスベース・ポリシーに向けたビッグデータによる高解像消費データの構築と活用

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 16H02015
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 経済政策
研究機関上智大学 (2019-2021)
京都大学 (2016-2018)

研究代表者

矢野 誠  上智大学, 上智大学, 教授 (30191175)

研究分担者 佐藤 正弘  東北大学, 国際文化研究科, 准教授 (60622214)
関根 仁博  京都大学, 経済研究所, 特定教授 (10811888)
鎗目 雅  東京大学, 大学院公共政策学連携研究部・教育部, 客員准教授 (30343106)
太田 塁  横浜市立大学, 国際商学部, 教授 (00338229)
本領 崇一  同志社大学, 経済学部, 准教授 (40835667)
研究期間 (年度) 2016-04-01 – 2021-03-31
キーワードビッグデータ / 機械学習 / 消費動向 / パンデミック / イノベーション / 社会科学 / 文理融合
研究成果の概要

本研究の動機はIT革命がもたらした高次元・高頻度データの意義の探求にある.消費や新聞記事ビッグデータを駆使し,新型コロナや食品事故に直面した人々が,社会的情報から学び,危機回避行動をとることを示した.これは,既存研究ではデータ制約にって検証できなかった革新的な結果である.また,ビッグデータ悪用による情報操作の可能性を解明し,ビッグデータ用データベースとして頑健性が高いブロックチェーンの特性と限界を示した.新型コロナの世界的流行を受け,人々の行動変容を調査し,代表者が参画してきたゲノム情報(高頻度データ),健康状態,および人間行動にまたがるコホートデータに加え,今後の分析の基礎を築いた.

自由記述の分野

経済学

研究成果の学術的意義や社会的意義

わが国は国際的な技術革新の波に乗り遅れ,深刻な長期停滞に悩む.本研究では,IT革命が生んだ大規模データに着目し,技術革新を社会科学的視点から分析した.社会的情報からの学習というビッグデータなしでは検証しにくい問題に取り組み,新型コロナウィルス感染症の拡大など,危機に直面した人々が社会的学習を通じて危険回避行動とることを解明した.また,情報の保全の意義,ブロックチェーン技術によるビッグデータ保全のメカニズム,技術の産業化に向けたエコシステムのデザインを示した.さらに,新型コロナに直面する人々の危険回避にむけた行動変容を示すデータ構築を行い,今後の分析の基礎を作った.

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi