研究分担者 |
趙 来勲 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (70261394)
胡 云芳 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (30379466)
上東 貴志 神戸大学, 計算社会科学研究センター, 教授 (30324908)
土居 潤子 関西大学, 経済学部, 教授 (00367947)
岩佐 和道 神戸大学, 経済経営研究所, 教授 (00534596)
橋本 賢一 神戸大学, 経済学研究科, 准教授 (70403219)
市野 泰和 立命館大学, 経済学部, 教授 (50280706)
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研究実績の概要 |
グループA:○時差を利用した先進国から途上国へのR&Dオフショアリングが短期GDPの変動,経済成長率及び熟練・未熟練賃金率に及ぼす影響について解明した。○サービス貿易における知的財産権保護に関する内国民待遇の役割について非協力ゲームを用いて分析した。○国際間の文化的差異あるいは類似性に対して国際貿易が及ぼす影響について進化ゲームを用いて分析した。 グループB:○国際間の潜在的熟練労働(学生)移動と文化的財の貿易量との関係を実証的に明らかにした。○起業時における企業の形態選択が経済成長率に及ぼす影響について理論的に解明した。○時間選好率に関して消費の外部性を伴う選好の下での自由貿易均衡の鞍点安定性を解明した。○動学的貿易モデルについて自由貿易定常均衡の連続体が存在し,収束先は人々の予想に依存するという大域的不決定性を証明した。 グループC:○R&Dによる内生的成長モデルを用いて失業率やバブル発生・崩壊条件及び経済成長の変動を解明した。○動学的最適化を行う一般均衡モデルにおいて需要不足を記述するモデルを構築し,伝統的な有効需要政策の有効性を再確認した。○R&D活動の国際配置を内生化した動学モデルを用いてR&Dの特化パターンやスイッチングの条件などを解明した。 国内外の研究ネットワークの構築:(a)日本国内,米国,中国本土,香港,台湾より多数の研究者を招聘し,国際カンファレンスを開催した(2019/11/15-16)。(b)日本国内,米国,インド,中国,カナダ,イタリア,スイス等より研究者を招聘し,計17回のワークショップ及びセミナーを開催した(2019: 4/5, 4/25, 5/16, 5/24, 6/7, 6/20, 7/19, 7/20, 10/7, 10/11, 11/26, 12/13, 12/22, 12/26; 2020: 1/30, 1/31, 2/26)。
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